メモリアルデーで休場、各市場を概観
5月29日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 休場
・S&P500 休場
・ナスダック 休場
29日のアメリカ及びイギリス市場はメモリアルデーで休場。
株式市場の休場を機に、現在の各市場状況を概観いたします。
株式市場はトランプ政権のロシア疑惑による
リスクオン市場は終了。
しかし一旦大きく下落したものの、先週は戻りを演じ
ロシア疑惑が生じる前の水準に株式市場は逆戻り。
S&P500とナスダックは高値更新を再度開始しましたが
ダウ平均は過去数度跳ね返された21,000ドル台の維持は
しつつも高値更新には至っていない状態です。
一方、為替市場はドルインデックスがロシア疑惑を機に
大きく下げ、ダウントレンド入りしており
リスクオンの状況には戻らず。
また原油価格は節目の50ドル近辺に位置しており
次の値動き待ち。
ただし恐怖指数のVIX指数は歴史的な安値に再び沈んでおり
VIX指数と株式市場を見れば、リスクオン復帰と
言えなくもありません。
先週はロシア疑惑でリスクオフ入りかと思われた市場が
再度巻き直しとなった状況ですが、完全にはリスクオン入りには
至っていません。
リスクオンとリスクオフの分岐点に位置している今週の市場ですが
金曜に雇用統計が控えており、まずは金曜までの市場の方向性を
見極めたいと思います。