ゴールドマンとJPモルガンが2日続けて下落率トップ
5月31日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,008ドル(-20)
・S&P500 2,411.8ポイント(-1.1)
・ナスダック 6,198.5ポイント(-4.6)
31日は昨日の連休明け同様、小動きの展開の中で
3指数揃って下落。
ダウ平均は3営業日続けての下落となりました。
ナスダック中心にハイテク株の過熱感がある中でも
相場が崩れるような材料もなく、さりとて株価上昇を
後押しする材料もなく、金曜の雇用統計を控えて
完全に値動きがストップしています。
そんな中で、原油価格(WTI)が49ドル台から47ドル台に急落。
エクソンモービル(-0.74%)とシェブロン(-0.56%)が
下落率上位に入りましたが、全体の株価に対する影響は殆ど
ありませんでした。
注目したいのは金融株、ダウ平均採用銘柄の下落率で
1位ゴールドマン(-3.28%)
2位JPモルガンチェース(-2.09%)
となり下落率1位と2位が昨日と同じ顔触れとなりました。
ダウ平均は殆ど動いていませんが
トランプ相場を代表する2銘柄が2日続けて
下落率トップ2となっており、若干注意を要します。
完全に値動きが膠着してしまっており
金曜に雇用統計も控えていることもあって
今週は値動きに期待できない可能性があります。
次の値動きが生じるまで、焦らず待つのが大切と考えます。
2017年6月1日