先週売られたハイテク及び金融株が買われ大幅上昇
6月19日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,528ドル(+144)
・S&P500 2,453.4ポイント(+20.3)
・ナスダック 6,239.0ポイント(+87.2)
19日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は100ドル以上の
値上がりとなり、連日の最高値を更新。
またナスダック指数も先週までの下落から一転
大幅な上昇に転じました。
先週不調のハイテク株及び金融株が
買われる状況となり、株価は大きく上昇。
ダウ平均採用銘柄の上昇率は
1位アップル(+2.86%)
2位JPモルガンチェース(+2.19%)
3位ゴールドマンサックス(+1.95%)
となり、先週不調の銘柄群がベスト3を独占。
他にもマイクロソフト、シスコシステムズもベスト10入り
しており、ハイテク株及び金融株の巻き直しが
顕著となりました。
またアメリカ市場だけでなく、ドイツ市場のGER30も
終値ベースで高値を更新しました。
一方で株価の大幅な上昇にリスクオン状態となり
金価格(XAU/USD)が大きく値下がり、5月中旬以降の
サポート&レジスタンスを下に抜けました。
金融及びハイテク株の上昇により、市場はリスクオンの
状態に入りつつあります。
ただし今回の上昇は、大きな理由が見当たらないため
若干注意しながら後を追いたいと思います。