ナスダック指数が11営業日ぶりに下落
7月21日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,580ドル(-31)
・S&P500 2,472.5ポイント(-0.9)
・ナスダック 6,387.7(-2.2)
21日は小動きながら3指数揃って下落となりました。
6月の下落以降、値を戻し高値更新が続いていた
ナスダック指数は、11営業日ぶりに下落し
上昇が一息ついた形となっています。
それ程動きを見せない株式市場に対して、周辺市場では
原油価格(WTI)の下落が止まらず45ドル入り。
また金価格の上昇も継続。
ドルの強さを表すドルインデックスも下落が止まらず
商品等の周辺市場は今週の流れがそのまま継続しました。
尚、原油価格の下落に原油関連株が素直に反応。
ダウ平均採用銘柄の下落率で、2位シェブロン(-1.32%)
5位エクソンモービル(-0.92%)となり、価格原油の
下落が株式市場の足を引っ張る形となりました。
ただし下落率1位は決算が不振だったGE(-2.92%)であり
決算相場も継続しています。
VIX指数が1993年以来の低水準に沈んでいますが
金価格は上昇しており、リスクオンと言うには
若干物足りない状況となっています。
来週以降、金価格も下落し本当の意味でのリスクオンに
なるのか、という観点で全体の市場を見ていきたいと思います。