法人税の減税及びロシア疑惑の不透明感より株価下落
10月30日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,348ドル(-85)
・S&P500 2,572.8ポイント(-8.2)
・ナスダック 6,698.9ポイント(-2.3)
30日は3指数揃っての下落、ただしナスダックは
2.3ポイントの下落に留まっており先週末の大幅高の値幅は維持。
トランプ政権が目指す法人税減税について
共和党が段階的な引き下げ導入を検討と報道。
オバマケアの廃止の目途が立たない中で
法人税の35%から20%への引き下げは財政赤字に直結するため
現実的な案とは言えますが、法人税減税の恩恵は半減。
これまで減税をネタに上昇の株式市場に
冷や水を浴びせる形となりました。
またしばらく動きのなかったトランプ政権の
ロシア疑惑に対して、トランプ陣営の元選対会長が起訴をされ
税制改革を控えトランプ大統領の求心力低下が懸念され
更に株価は下落。
株価に対する悪材料が相次いで流れた
最近では珍しい1日となりました。
今後再びロシア疑惑に注目が集まることになりそうです。
以前、ロシア疑惑の最中は株価は上昇せずに
終始した経緯があります。
今回再びロシア疑惑の新展開で
株価に対してどのような影響が生じることになるのか
注目したいと思います。