FOMC及び税制改革の前進報道があり株価上昇
12月13日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,585ドル(+80)
・S&P500 2,662.8ポイント(-1.2)
・ナスダック 6,875.7ポイント(+13.4)
13日はダウ平均及びナスダック指数が上昇。
ダウ平均は4営業日続けての高値更新となりました。
またナスダック指数は昨日の下落を取り返す形となりました。
FOMC後に行われたイエレンFRB議長の声明で予想通り利上げが発表。
また記者会見においてもハト派的な発言が相次ぎ
今後の景気見通しにも楽観が広がりました。
また注目の税制改革においても
上下両院で法案の一本化で大筋合意と報じられ
株式市場は買いムードに包まれました。
尚、ダウ平均は上昇したものの
採用銘柄で見ると、金融株の下落が目立っており
FOMCでの金利引き上げ発表により材料出尽くしとなり
金融株が売られた形となりました。
税制改革について、12日に行われた上院補選で共和党は敗北しており
造反者が2名出ると法案が否決されます。
よって実現について安直に楽観視できる状態ではありません。
しかしながらダウ平均の連騰が示しているように
米国市場は足元は堅調そのものです。
来週クリスマス休暇を迎えますが
市場はクリスマス休暇まで現在の好調を維持できるのか
注目したいと思います。