議会の対立でつなぎ予算失効も3指数揃って上昇
1月19日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 26,071ドル(+53)
・S&P500 2,810.3ポイント(+12.2)
・ナスダック 7,336.3ポイント(+40.3)
19日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は
前日に97ドル安となっており前日の下落分を
取り戻していませんが、S&P500及びナスダック指数は
前日の下落以上の上昇となりました。
特にナスダック指数は前日の2.2ポイント安に比べ
40.3ポイント高となり、大きな上昇を見せました。
ダウ平均は上昇したものの
大型株が売られる流れが継続。
下落率で見ると
1位IBM(-3.99%)
2位GE(-3.04%)
4位ボーイング(-0.71%)
となりました。
決算発表で材料出尽くしとして売られたIBMの下落が大きく
大型株と言うことも相まって
ダウ平均の上昇の頭を抑える形となりました。
またナスダック指数とダウ平均の値動きについて
足元のかい離が継続するのか、注目されます。
全体的な株式市場は好調に推移しましたが
共和党と民主党の対立で、米国政府のつなぎ予算が失効。
予算成立がなされなければ
政府機関の閉鎖等徐々に影響が生じるため
今後の行方を注視する必要があります。
政府の予算をめぐる混乱及び議会の対立が
堅調な株価に対して影響を与えることになるのか
今後注目したいと思います。