トランプ大統領のドル高発言によりドル安が止まる
1月25日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 26,392ドル(+140)
・S&P500 2,839.2ポイント(+1.7)
・ナスダック 7,411.1ポイント(-3.8)
25日はダウ平均は140ドル高となる一方で
S&P500及びナスダック指数は小動きの展開。
ダウ平均は2営業日続けて最高値を更新したものの
ナスダック指数は停滞しており
昨日同様ダウ平均に資金が流れる傾向が継続しています。
ダウ平均の上昇の一方で、23日からドル安が進み
24日のムニューシン財務長官のドル安容認発言で下落に勢いが付きましたが
25日も前半はドルが下落。
しかしながらトランプ大統領のドル高容認発言により
漸くドル安は巻き戻し。
最終的にドルの価値を表すドルインデックスは
上下に長いヒゲを付けた陽線となりました。
また上昇の動きを開始の原油価格(WTI)が遂に66ドル台に突入
しかし66ドル台半ばにまで上昇後に価格の維持ができず
65ドル台半ばに押し戻され取引を終了しています。
また金価格も原油価格同様、前半に上昇したものの
後半に下落し陰線を形成しました。
引き続き株式市場より
周辺市場に値動きが生じる状況が継続しています。
本傾向が次の株式市場の値動きにどのような影響を
与えることになるのか、十分注意したいと思います。