3指数ともに大幅上昇 ナスダック指数は最高値更新
3月9日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,335ドル(+440)
・S&P500 2,786.5ポイント(+47.6)
・ナスダック 7,560.8ポイント(+132.8)
9日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は400ドル
ナスダック指数は100ポイントを超える大きな上昇を見せました。
ダウ平均が乱高下の中、着実に上昇をしていたナスダック指数は
本日の急騰で、一気に1月の最高値を更新しました。
9日に発表された雇用統計により米国経済の順調さが再認識され
投資家に買い安心感が広がりました。
またトランプ大統領が北朝鮮との首脳会談に応じる姿勢を見せたことから
地政学リスクも一旦後退。
リスクオンの流れの中で、株価は大きな上昇となりました。
また株価の上昇とともに原油価格も上昇し
60ドル台から、一気に62ドル手前まで上昇。
株価と原油価格の連動が継続しています。
ダウ平均採用銘柄は全銘柄が上昇との記録的な一日。
原油関連、大型株、ハイテク株、金融と
いずれの銘柄も上昇率ベスト10入りしており
幅広い銘柄が買われることになりました。
非常によい形で雇用統計の日を終えることになりました。
本上昇が、来週からの上昇の号砲となるのか
それとも下落の前のダマシの上昇となるのか
週明けの株式市場の方向性に注目したいと思います。