一部に下げ止まりの動きはあるも下落が継続
3月23日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,533ドル(-424)
・S&P500 2,588.2ポイント(-55.4)
・ナスダック 6,992.6ポイント(-174.0)
23日は前日に引き続き3指数ともに大幅な下落。
ダウ平均は前日の724ドル安に比べれば下落幅は
小さくなりましたが、ナスダック指数は前日同様の
下落幅となりました。
米国の貿易制限措置に対して
中国は対抗措置の計画を準備と発表。
前日の急落に対し押し目を探る動きもありましたが
中国側の反応に市場は再度下落を見せることになりました。
ダウ平均採用銘柄で上昇したのは2銘柄のみ。
上昇率1位のボーイングは前日に売られた銘柄であり
市場は買い戻しの動きも健在。
ただし下落率上位にはマイクロソフト、インテル、アップルが
揃ってランクインしており、ハイテク株を
売る流れが継続しました。
また引き続きヨーロッパ株も売られ、イギリス市場(FTSE100)は安値更新。
ドイツ市場(GER30)は終値で年初来安値を更新しました。
ドイツ市場の安値更新は注目に値します。
一部で買い戻しの動きはあるものの、依然米中貿易摩擦問題に対する
懸念から株が大きく売られています。
本動きがどこまで継続するのか、状況を注視したいと思います。
2018年3月26日