フェイスブックを始めハイテク株が売られる
3月27日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,857ドル(-344)
・S&P500 2,612.6ポイント(-45.9)
・ナスダック 7,008.8ポイント(-211.7)
27日は3指数揃っての下落、昨日の急騰分は
維持していますが、先週分の下落を考えると
依然として下押し圧力が強い状況です。
フェイスブックの個人情報流用問題が
収まらず、フェイスブック株の下落につられ
ハイテク株中心に下落。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位マイクロソフト(-4.60%)
2位シスコシステムズ(-3.13%)
5位アップル(-2.56%)
6位インテル(-2.46%)
となりハイテク株は総崩れとなりました。
一方で上昇率1位のGE(+4.27%)や2位のP&G始め
大型株は踏みとどまっています。
ダウ平均の上昇がストップする反面、ハイテク株中心の
ナスダック指数が市場を牽引する流れが継続していましたが
本構図が崩れつつあります。
また株価の下落とともに、原油価格(WTI)も下落し
節目価格の65ドルを割り64ドル台へ。
金曜にイースターホリデーが控えており
ファンダメンタル要因が出なければ、明日以降は
連休を控え値動きが大人しくなる可能性があります。
週末に向け特にハイテク株の動向を
注意深く見守りたいと思います。