小動きの株式市場の反面、周辺市場が動く
4月9日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,979ドル(+46)
・S&P500 2,613.1ポイント(+8.6)
・ナスダック 6,950.3ポイント(+35.2)
9日は3指数揃っての上昇、しかしながら
週末にダウ平均572ドル安他、大きな下落を
取り返すには至っていません。
週末に大きく下落した反動の上昇に
留まる値動きです。
ただしFBIがトランプ大統領の弁護士事務所を捜索した
と報じられており、ロシア疑惑が再び
今後相場の波乱要因となる可能性が生じています。
株式市場に大きな値動きは生じない一方で
原油価格(WTI)は週末の61ドル台後半から
63ドル台に上昇。
3月まで株価と原油価格(WTI)は相関する値動きを
見せることが多かったのですが、中東でシリア情勢が
悪化しており、両者の相関関係に変化が
生じるか注目されます。
またECBドラギ総裁による、ユーロ圏の成長見通し発言を受け
ユーロが買われドルが売られ、ドルインデックスが
大きく下落。
先週買われたドルインデックスでしたが、ほぼ先週のスタート
地点に戻ることになりました。
株式市場は小動きでしたが、周辺市場で変化が生じた
1日となりました。
周辺市場の変化が株式市場他にどのような影響を与えるのか
今後の値動きに注目したいと思います。