米朝首脳会談後の市場の関心はFOMCでの利上げに
・ダウ平均 25,320ドル(-1)
・S&P500 2,786.8ポイント(+4.8)
・ナスダック 7,703.7ポイント(+43.8)
12日はダウ平均、S&P500は横ばいで推移の中
ナスダック指数が上昇しました。
注目の米朝首脳会談が終了、しかしながら
破断等の予想外の展開とはならず、既に織り込み済み
として株式市場は反応せず。
更に翌日のFOMC後には金利引き上げが予想されており
投資家は基本的には様子見姿勢を維持。
金融情勢関係なく動く傾向のある
ナスダック指数のみが動く事になりました。
アメリカらしいのは米朝首脳会談の終了を受け
ダウ平均採用銘柄ではないものの、軍事企業である
ロッキード・マーチンやレイセオンが売られた部分。
軍産複合体の一面を垣間見ることができます。
金融市場は株式市場のみではなく
殆どの市場が、FOMC待ちとなっており
いずれも値動きの少ない1日となりました。
ただし明日のFOMCで金利引き上げがなされた後
一気に市場が動くかと言えば、金利引き上げも既に織り込まれており
短期的なボラティリティは生じない可能性があります。
そしてFOMCが明けると欧州勢はワールドカップの
お祭りに入ります。
まだ週の半ばですが
今週はボラティリティが生じない可能性も踏まえた上で
市場との向き合い方をとらえる必要があると考えます。