米中貿易摩擦の激化を受けダウ平均は6連敗
・ダウ平均 24,700ドル(-287)
・S&P500 2,762.5ポイント(-11.1)
・ナスダック 7,725.5ポイント(-21.4)
19日は3指数揃っての下落。
ダウ平均は6営業日続けての下落となり
これまでの上昇相場の中では異例の下落が継続中です。
一方で下落したとは言えナスダック指数は
依然として高値水準で踏みとどまっています。
米中貿易摩擦が本格的な激化に向け進展中です。
トランプ大統領が通商代表部に対し
一部中国製品について制裁関税の検討を指示。
既に中国側は報復措置の検討を表明しており
米中貿易摩擦激化を嫌気した株式市場は
特に中国向け売上比率の高い銘柄中心に売られることに。
ダウ平均銘柄の下落率では
1位ボーイング(-3.84%)
2位キャタピラー(-3.62%)
3位3M(-2.34%)
と言った2月の米中貿易摩擦発生時に
下落した銘柄が再び下落率上位となりました。
また下落率8位にアップル(-1.62%)が登場し
同社にも株式市場は米中貿易摩擦激化の影響について
懸念を抱くに至っています。
トランプ政権の動きからも、米中貿易摩擦が
市場を動かすテーマと位置付けられています。
当面トランプ政権と中国政府の貿易摩擦を巡る動きから
目を離すことができない状況が継続するため
状況を注視したいと思います。