3指数ともに全面安でダウ平均831ドル安
・ダウ平均 25,598ドル(-831)
・S&P500 2,785.6ポイント(-94.6)
・ナスダック 7,422.0ポイント(-315.9)
10日は3指数揃って大幅な下落。
ダウ平均は2月以来の831ドル安という急落。
またナスダック指数も315ポイント安となり
5月以来の下落を見せました。
既に先週から米国長期金利の上昇が生じており
株式市場は下落への警戒感を有していましたが
その懸念が見事に当たった格好となりました。
ダウ平均採用銘柄は全銘柄が下落しており全面安。
下落率を見ると
2位マイクロソフト(-5.43%)
4位ボーイング(-4.66%)
5位アップル(-4.63%)
6位3M(-3.93%)
となっておりハイテク株に加え
貿易摩擦銘柄が中心に売られる展開でした。
周辺市場では為替市場、商品市場は
株式市場程の大きな値動きは生じていません。
特に為替市場は急落の株式市場と比べると
落ち着いた値動きを見せました。
しかしながらVIX指数はダウ平均の急落により急騰し
3月の水準を回復しました。
チャート的には米国株式市場の高値圏で
大陰線が出現した形で、相場の反転を
示唆するパターンとなりました。
本日の下落が下落トレンド入りの決定打となるか
それとも良好な景気指標を背景に踏ん張ることになるのか
今後の値動きに注目したいと思います。