雇用統計は良好な結果もアップル株の下落が響く
・ダウ平均 25,270ドル(-109)
・S&P500 2,723.0ポイント(-17.3)
・ナスダック 7,356.9ポイント(-77.0)
2日は3指数揃って下落、ダウ平均は4営業日ぶりに下落しました。
米中貿易摩擦緩和への期待感から昨日まで
各指数が上昇していましたが、期待感が一服。
そんな中で昨日の取引終了後に決算を発表した
アップルは、慎重な業績見通しを発表。
その結果、急落(-6.63%)しダウ平均採用銘柄での
下落率1位に。
アップル株の下落が、市場の重しとなり
全体的には売られる方向での取引となりました。
また雇用統計の発表がありましたが、いずれの指標も良好で
米国経済の拡大基調に変化は無し。
ただしFRBの金利引き上げへの警戒感もあり
長期金利が上昇し、株式市場に対してプラスの影響とは
なりませんでした。
周辺市場では原油価格(WTI)が小幅下落となり
5営業日続けての下落。
日足では小陰線となり、週明けからの反発の
可能性がようやく生じました。
尚、シェブロン(+3.20%)とエクソンモービル(+1.59%)は
ダウ平均採用銘柄の上昇率1位と2位に浮上しています。
来週は11月6日の中間選挙が注目されます。
6日の選挙結果判明の前と後では相場状況が
一変する可能性があります。
中間選挙の結果判明までは、慎重な姿勢で臨みたいと思います。
2018年11月5日