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世界市況

米国市場休場につき全体的な値位置を確認

・ダウ平均 休場
・S&P500 休場
・ナスダック 休場

5日の米国市場はブッシュ元大統領の追悼のため
終日休場となりました。

米国市場の休場を機に各市場の現在位置を
確認いたします。

ダウ平均及びS&P500はいずれも
9月に形成した高値から一旦下落した
値位置にあります。

2月に形成した本年の最安値と9月の最高値の
レンジ相場の中に位置しています。

 
ただしナスダック指数は他の2つの指数と比べ
9月の最高値が抜きんでた状態。

一旦下落していますが、上昇トレンドが
継続中と認識できる状態です。

 
周辺市場で注目されるのは、原油(WTI)価格。

先週50ドルを一時割れる程の下落となっており
ほぼ1年かけて上昇分を吐き出した形となりました。

今後再度上昇するのか、来年に向け50ドル割れが
本格化するか注目されます。

 
短期金利の上昇と長期金利の下落により、米国債の
金利差が狭くなり、株価下落のサイン発生
とも言われるようになっています。

ただし足元の3指数の状態からは、まだ下落トレンドが
生じる程の下落とはなっていません。

 
既に12月に入り年末相場となっており、突発的な
値動きが生じやすい相場環境です。

短期的に発生する急激な値動きに振り回されないように充分注意して
明日の雇用統計日の取引に臨みたいと思います。

2018年12月6日
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