市場予想に届かない決算銘柄が大きく売られる
・ダウ平均 24,528(-208)
・S&P500 2,643.8(-20.9)
・ナスダック 7,085.6(-79.1)
28日は3指数揃っての下落、ダウ平均は
前営業日の上昇幅を超える下落を見せましたが
S&P500及びナスダック指数は前営業日の
上昇幅を維持しました。
中国の景気減速を背景に、主要企業の決算が
市場予想に届かず、幅広い銘柄が売られる結果に。
画像半導体大手のエヌビディアが売上高の
下方修正を行い、-13.8%と急落。
同社の下落につられて半導体銘柄も下落しました。
またダウ平均採用銘柄の下落率では
1位に市場予想を下回る決算を発表した
キャタピラー(-9.13%)が登場。
直近で回復していた貿易摩擦銘柄を代表する同社は
決算を機に崩れる結果となりました。
ただし他の貿易摩擦銘柄が崩れる程には
至っていません。
周辺市場では原油価格が53ドル台から51ドル台に急落。
原油価格は落ち着きのない値動きが継続
していますが、23日の安値を割り込みました。
FOMC待ちの投資家が多い中で
発表される決算内容に素直に反応する状態です。
FOMCに加え雇用統計が控えており、引き続き神経質な
値動きが継続する可能性があるため
無理な取引は控えるよう注意したいと思います。