FOMCを契機に3指数ともに大幅高
・ダウ平均 25,014(+434)
・S&P500 2,681.0(+41.0)
・ナスダック 7,183.0(+154.7)
30日は3指数揃って大幅な上昇。
ダウ平均は434ドル高となり、25,000ドルを
回復しました。
注目されたFOMC後のパウエルFRB議長の声明で利上げの見送りに加え
量的緩和の縮小政策見直しの可能性にも言及。
利上げ見送りは織り込み済みでしたが
量的緩和縮小政策について、政策変更の可能性が
示唆されたことを市場は評価しました。
FOMC後に株式市場は上昇に勢いが付き
3指数いずれも大幅高となりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位アップル(+6.83%)
2位ボーイング(+6.25%)
となり、市場予想程悪くない決算のアップルと
好決算を発表したボーイングに買い注文が集まりました。
周辺市場ではFOMC後の株価上昇に合わせるように
ドルインデックスが下落。
FOMCを契機に株高、ドル安の展開となりました。
ドルインデックスは1月に上昇し、昨年の高値水準に
取りつきましたが、再度下落に転じる形となっており
今後のドル安の可能性が高まっています。
FOMCは良い形で通過しましたが
引き続き金曜日に雇用統計を控えています。
株高の流れが始まったかに見えるFOMC後ですが
雇用統計の発表まで、市場を注意深く見守りたいと思います。