ダウ平均採用銘柄で下落が1銘柄の全面高
・ダウ平均 25,928(+211)
・S&P500 2,834.4(+18.9)
・ナスダック 7,729.3(+60.1)
29日のダウ平均は211ドル高の大幅高となり
3指数いずれも上昇しました。
再開された米中貿易協議について、ムニューシン財務長官が
先行きを楽観視するコメントを発表。
交渉の進展を期待している金融市場に買い安心感が
広がりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位キャタピラー(+2.36%)
3位ボーイング(+1.86%)
と貿易摩擦銘柄が上昇を牽引。
またダウ平均採用銘柄での下落は1銘柄のみとなり
全面高の展開となりました。
堅調なダウ平均を背景に、VIX指数も下落。
今週は5営業日の中、4営業日が下落となり先々週の大幅高を
すべて吐き出して、年初来の安値圏に戻りました。
また本日も昨日同様、VIX指数と共に金価格も下落しており
市場はリスクオンの状態にあります。
他の市場では原油価格が再び60ドル台に乗り
60ドルより上の価格を狙い始めています。
またドルインデックスもわずかながら上昇し
秋以降続くレンジ相場の上限付近に到達しました。
ダウ平均は本日大きな上昇を見せましたが
3月は2月高値の更新はなりませんでした。
ナスダック指数に比べ出遅れが感のあるダウ平均ですが
4月入りした後、2月高値を超える値動きを見せるのか
注目したいと思います。