ダウ平均が上昇しVIX指数が年初来安値を更新
・ダウ平均 26,424(+40)
・S&P500 2,892.7(+13.3)
・ナスダック 7,938.6(+46.9)
5日のダウ平均は40ドル高となり
昨年10月下旬の高値水準を回復。
また3指数揃っての上昇ともなりました。
雇用統計の発表がなされましたが、市場予想を上回る数字で
引き続き米国経済の堅調さが認識される状態に。
株式市場も上昇しましたが、最も反応したのは
原油価格(WTI)となり、新たに63ド台に到達しました。
株式市場と原油市場の連動が継続中です。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では、原油価格の
上昇を受け、1位シェブロン(+1.30%)となりました。
またエクソンモービルも10位(+0.54%)にランクイン。
ダウ平均自体は40ドル高と小幅高ですが、下落銘柄は
7銘柄に留まり、幅広い銘柄が買われた1日となりました。
周辺市場ではダウ平均の上昇を受け
VIX指数が、年初来安値を更新。
しかし長い下ヒゲを付けており、チャートとしては
一旦反転する可能性も生じています。
また金価格も下ヒゲを付けながら価格を維持。
VIX指数及び金価格からは、ダウ平均の上昇はあったものの
リスクオンになり切れない状況となっています。
良好な数字で雇用統計を通過しました。
週明けは雇用統計を受け、相場が勢いづくのか
それとも一旦戻しを入れる形となるのか
注目したいと思います。