ファンダメンタル or テクニカル
株式市場の動きを決めるのは、大きく2つの要素があります。
それは、
・ファンダメンタル
・テクニカル
の2つです。
ファンダメンタルは、日本語では「基礎的事項」と言いますが
企業であれば、企業業績であったり
経済全般であれば、経済指標だったりを指します。
つまりは、実態経済に基づいての動きを指す物で
国全体の経済が伸びたり、企業業績が伸びたりすれば
必然的に株価が上がるというものです。
アベノミクスは、ファンダメンタルそのもので
国を挙げて株価を上げようという試みになります。
実際、円安誘導が上手く機能したこともあって
株価は安値から見れば、2倍以上になりました。
アベノミクスのような事は、そう滅多にあるわけではないですが
しっかりとしたファンダメンタルがあれば
株価の方向性も、かなりしっかりしたものになります。
一方で、テクニカルは、ファンダメンタルとか全く関係なく
株価の動きだけを見て判断するものです。
アベノミクスの上昇相場では、テクニカルでは分からない
相場の過熱感があったわけですが
ファンダメンタルが強い相場では、テクニカルというのは
はっきり言って役に立ちません。
ここ最近、アベノミクスも落ち着いて来ており
中国発の経済不安が台頭していますが
今の相場は、ファンダメンタルなのか、テクニカルなのか
見極めて動く事は極めて重要になります。
今の相場が、中国発の経済不安であり
世界経済に陰を落とす事が確実視されるのであれば
これは大きなファンダメンタルの動きになります。
一方で、中国発とは言われていますが
それほどファンダメンタル的には気にする必要はなく
テクニカルで見て良いのであれば
売られすぎのタイミングでは、買い場ということになります。
今回の相場の動きは、難しいところがあるのですが
中国の経済が落ち込んできていることは
昔から分かっている、自明のことだと思っており
そういう意味では、テクニカルで私は見ています。
なので、大きく下落したところは、買い場とみています。
ファンダメンタルとテクニカルの使い分けは
相場を見極める上では、大きな意味を持つのですが
大抵の相場は、テクニカルで見られるのではないでしょうかね。
そんなに大きなファンダメンタルの動きというのは
早々やってこないという理解です。
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