アメリカ企業決算 6年ぶり減益懸念
6日のアメリカ市場は、小幅続伸となりました。
ダウ平均の終値は、13ドル高の16,790ドルとなっています。
化学大手のデュポンが、7%以上高くなっています。
CEOが退任することが発表されており、これが好感されているようです。
デュポンの上昇が、相場の支えになった感じです。
相場では、これから迎える決算発表について懸念が出ています。
ロイターの発表によると、全体で4.2%の減益予想となっており
中国初の景気の後退が、アメリカ企業にも波及するとしています。
4.2%の減益予想は、過去6年での最大の減益率となっており
実際の決算の数字が、この内容に近いとなると
益々FRBの利上げ時期が遠のく感じがします。
中国の様々な経済指標は、どこまで正確か分からないところがあるので
アメリカ企業の決算の方が、ある意味正確に状況を掴めます。
実際に、中国のGDP減速の速度は、発表されている数字よりも
数段悪いというのが、実感のようですから。