雇用統計大幅増 失業率5.0%
6日のアメリカ市場は、やや高く終わっています。
ダウ平均の終値は、46ドル高の17,910ドルとなりました。
月初第1金曜日恒例の雇用統計の発表ですが
非農業部門の雇用者数が、先月のほぼ倍の数字となり
失業率も5.0%へと低下し、非常に力強い数字となりました。
予想以上の強い数字を受けて
12月の利上げの観測が、一層高まる形となりました。
前回9月の時は、急に中国株式市場の軟調ぶりが表に出て
一旦は利上げを先送りせざるを得ませんでしたが
さすがに、少し引き締めにかからないといけない場面になりました。
今回の雇用統計を受けて、12月利上げの確率については
相当数高まったと言えるでしょう。
あとは、世界的な市場が安定しているかがポイントですね。
利上げによって恩恵を受けるのが
金融セクターとなりますので、株価も高くなっています。
エネルギー関連は、原油価格が下落して、やや売られています。