予期せぬ費用は発生する
投資する時に、色々な手数料が発生します。
株式投資であれば、売買手数料や、信用取引の金利や、品貸料。
場合によっては、逆日歩がかかったりもします。
そして、最後はかかる税金です。
結構、こうした各種手数料については見落としがちで
投資する時の皮算用では、こうした経費は一切考慮に入れず
単純に株式の売買利益だけで計算する傾向があります。
株売買にかかわらず、一般的にそうですが
例えば、車を買うときにも、色々とオプションが付いていって
思ったよりも価格が高くなってしまったとか。
旅行に行くときも、サーチャージが別で発生するとか。
何かと、諸経費というのが、見落としがちなのですが
総合して見ると、結構費用が発生するものです。
昨日も投資の本質を見極める話をしましたが
自分の目で確かめようとすると、交通費が結構かさみます。
例えば、日本に住んでいる人が、マレーシアの不動産投資をするとして
自分の目で確かめると、その都度に、結構な費用がかかります。
不動産売買で、仮に500万円儲かるという皮算用で
1回あたりの渡航費が10万円くらい。
下見、売買契約、物件完成時などに渡航することを前提とすると
少なくとも数回は、渡航する必要が出てきます。
その他、契約にかかる印紙税とか、司法書士さんへの手数料など
結構見落としがちな項目が、たくさん存在しています。
サヤ取り投資でも、サヤを抜いて利益を取るのは当然ですが
往復での株式売買手数料や、信用取引の金利なども
ある程度は計算に入れておく必要があります。
特に資金が少ないと、売買手数料はバカになりません。
サヤ取りでは利益は出ても、手数料負けというケースは
起こりうる投資のケースになります。
緻密に計算する必要はないですが
ざっくりの計算でも、諸経費を考慮した上で
投資シミュレーションをするようなクセをつけておきましょう。
そうでないと、せっかくの投資がプラスになりませんので。
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