本質を見極める能力

最近、取引の関係で、香港や中国に行く機会があります。
　
特に中国に行って話をする時には
特別に気を使って話をしなけれなりません。
　
というのは、ほとんどの方が思っているように
中国というのは、何かと問題が多くて
商品であれば、コピー商品をすぐに作ったりしますので
ビジネスアイデアとかでも、良いと思ったらすぐに真似ます。
　
　
一番厄介なのは、取引先が話をする内容で
セールスする段階では、良い事しか言いません。
　
でも、現実がセースルトークと一致していないというのは
良くあることなのです。
　
想像が付くと思いますが、素晴らしいセールストークでも
商品はMade in Chinaなのです。
　
日本人が考える基準とは、レベルが全然違います。
　
　
セールストークに惑わされないように
私は、自分の目で見たものだけを信じるようにしています。
　
商品であれば、自分の目で見て、使って確認する。
それが全ての真実になります。
　
　
難しいのは投資の場合。
投資の場合は、なかなか目に見えないケースが多くて
自分の目で確認できる範囲というのが、限定されてしまいます。
　
これが非常に投資の難しいところです。
　
　
なので、質問をしながら、現実のオペレーションを
認識していく必要が出てきます。
　
本当のところはどうなの？
というのを、質問を通じて引き出していきます。
　
　
それでも、百聞は一見にしかずなので
可能な限り、自分の目で見て確かめるようにするのが
本質を見極めるのに重要な事です。
　
投資をする場合は、結構足を運ばないと分からない事が多く
本質的な投資は、結構体力を使う仕事です。
　
お金がお金を作ってくれればいいのですが
私のやり方は、結構体力も必要なのですよ。
　
　
投資で後悔しないためにも、本質を見極める力は
非常に大切ではないかと思います。

2015年12月16日

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