連休明け 方向感乏しい展開
連休明け6日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、40円安の16,106円となっています。
寄り付きは、やや高めのスタートとなりましたが
連休で市場参加者が限られていることと
雇用統計の発表待ちで、積極的な売買が控えられています。
個人的には、思ったよりもしっかりした相場だった印象です。
連休の間に、一時為替市場が円高に向かう場面もあり
1ドル115円台になる時もありましたが
115円は割り込まずに戻ってきており、大きく窓を開けずに
無難な相場に落ち着いています。
為替市場が、115円を割り込んでくるようだと
110円まで目指して行くと言われており、ここを割り込まずに
来週の相場もいけるかどうかです。
来週は、SQも控えていることもあり
やや仕掛け的な売買もある可能性があるので要注意ですね。
個別材料では、なかかな悪材料が出尽くさないタカタですが
追加リコールを含めた損害規模が、1兆円になるという試算もあり
一企業では追いきれないような数字になってきています。
シャープは、今期も大幅赤字になるという見通しが出ており
増資したばかりですが、早くも債務超過の危機です。
毎期の損失額が大きいので、立ち直れるのでしょうか?!