急激な円高 日経平均大幅続落
2日の日本市場は、引き続き大幅続落となりました。
日経平均株価の終値は、518円安の16,147円となっています。
先々週の上昇分が、ほぼ吹き飛ぶ形になっています。
急速な円高の進行がきっかけで、企業業績に懸念が出ており
寄り付きからおおきく窓を開けてのスタートとなりました。
寄り後は、16,000円を割り込む場面もあり
弱いところでの動きが続いています。
麻生財務相が、急速な円高に対する口先介入を行っていますが
市場ではほとんど動きが見られずに、効果は上がっていません。
日本に対して、為替相場の監視リストに追加されたばかりで
口先介入するには、全く間が悪いタイミングです。
しかも、投機筋の動きと、麻生財務相は言ってましたが
日銀の金融政策に失望した動きであるので
これを理由には、介入はできないので、自業自得ですね。
今後の相場は、この為替水準が、戻りを試すのか。
それとも、1ドル105円を一旦付けに、さらに円高に進むのか。
為替の動きが、株式市場に大きく影響します。
3連休をはさんでの動きになるので、金曜日の動きについては
全く予想ができないですね。
こんな時は、相場を予想すること自体が無意味なので
あまり深く考えないことにします。