日銀ゼロ回答 日経平均大暴落
28日の日本市場は、大暴落となりました。
日経平均株価の終値は、624円安の16,666円となっています。
投資コラムのところでもお伝えしましたが
前場は、金融政策決定会合にタイする期待で高くなっており
200円くらいのプラスで推移していました。
しかし、日銀が現状維持を決定すると、相場のムードは一変。
為替は1ドル108円まで瞬間的に円高が進行。
先物市場も、17,500円から16,600円台へ一気に下落しました。
高値からの下げ幅は900円を超えており
今年最大の値幅となっています。
先週は、日経平均株価が断続的に回復していましたが
それだけ、金融政策決定会合に対する期待が
高かったということだと思います。
それが一気に剥がれ落ちてしまい、想像以上の下落になりました。
個人的には、ここまで下げるとは、想像していませんでした。
金融セクターを中心に大きく売られており
証券、銀行関連が、キツイ下落になっています。
株価は一気に下落しましたが、ボラティリティ指数は急低下。
大きな変動があった割には、珍しい相場の動きになりました。
ボラティリティ指数が低いということは
オプション買いは、チャンスではないかと。
ちょっと相場の動きとしては、行き過ぎの感じはしますが
先週の相場の上昇の方が、個人的には不自然に感じていたので
元の水準に戻った程度ではないかと思います。
日本は連休に入る事もあって、ポジション取りも難しく
一旦手放しておきたいという向きもあったと思います。
急落から戻りを試せるのか、投げ売りが続くのか
もう一押しありそうな急落なので、要注意の相場です。
まあ、サヤ取りだったら、あんまり関係ないですけどね。