日銀催促相場再び 485円安
16日の日本市場は、大幅下落となりました。
日経平均株価の終値は、485円安の15,434円となっています。
16日の相場は、なんと言っても日銀の金融政策決定会合です。
先月に引き続いてですが、日銀は金融政策の現状維持を決定。
これが発表されると、ドル円が一気に104円台まで円高となり
株価は先物主導で大幅安となりました。
一時は500円を超える下落となりましたが
やや戻ったものの、ほぼ安値に近いところで引けています。
完全に日銀への最速相場となっています。
アメリカでも利上げが見送られ、日銀も特に変更なし。
EU残留問題もあって、日本円が回避的に買われやすくなっています。
金融政策に変更がなければ、安心して買いやすいという構図です。
また、先月に引き続き日銀が何も出さなかったことで
期待外れだったという内容もあります。
先月から、日銀は市場との対話に失敗してしまっており
金融政策決定会合があると、その後大幅に相場が下げるという
悪い循環にはまってしまっています。
来月には、何らかのアクションを期待したいところです。