参院選与党大勝 経済対策期待の買い
11日の日本市場は、5日ぶりの反発となりました。
日経平均株価の終値は、601円高の15,708円となっています。
先週末の雇用統計が堅調だったことを受けて
アメリカ市場が大きく上昇したことに加えて
日本では、参議院議員選挙の結果で、与党が大勝となったことで
政権安定に対する期待から、買いとなりました。
EU離脱の影響もあって、空売り比率が高くなっていましたが
急激な相場反発を受けて、買い戻しの動きも活発化しました。
今日は、96%の銘柄が値上がりとなる全面高です。
今日、安倍首相が経済対策のとりまとめを指示すると伝わり
為替が円安方向に振れたことで、ナイトセッションでも
さらに買いの動きが強まっています。
一気に、16,000円を回復しに行く勢いになっています。
追加の経済対策の規模などが明らかになってくると
さらに刺激になる可能性もあるので、内容は注目されます。
ちなみに、リニア新幹線も前倒しすることを発言しており
工期短縮のための資金も投入されそうな感じです。
個別銘柄では、任天堂がストップ高に。
先週から買われていましたが、さらにストップ高になるとは。
スマホゲームは、当たると収益が非常に大きいので、期待感も納得できます。