雇用統計 円高推移の懸念あり
5日の日本市場は、変わらずとなりました。
日経平均株価の終値は、変わらずの16,254円となっています。
アメリカ市場もそうですが、日本市場でも雇用統計待ちで
見送りムードとなっています。
後場には、マイナスに転じる場面がありましたら
ETF買い入れ増額の期待から、下支えとなっています。
ETFの買い入れ額が、前回の金融政策決定会合で約倍増していますが
どのようにETF買い入れが行われるのかが市場で見られていましたが
買い入れ回数の増加ではなく、1回あたりの金額増加となっているようです。
必然的に、1回あたりのパワーが増しますので
需給面から見ても、下支えの効果があります。
ますます市場はゆがむばかりですが。
ファーストリテイリングが3%以上の下落。
一方で、トヨタが一時4%高となっており
日経平均株価寄与度の大きい銘柄が、大きく動きました。
日本市場では、懸念は為替の動きです。
1ドル101円くらいでの取引になっていますが
雇用統計の結果によっては、1ドル100円を割ってくる可能性もあり
内容によっては、この円高が長期化する可能性があります。
雇用統計の結果も、日本市場に大きく影響しそうです。