NT倍率が高値をつける
祝日の狭間ですが、12日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、184円高の16,919円となっています。
約2ヶ月ぶりの高値となっており、17,000回復に近づいています。
寄りつきは、オプションSQの算出となり
精算値は、16,926円60銭と高い数字となりました。
日本市場は、高値を維持していますが
やはり支えとなっているのはETFの買いです。
10日の日銀のETF買いが707億円と発表されたことで
需給面からの安心感が継続しています。
株高を作るには、日銀のETF買いというのは一定の効果がありそうです。
個別銘柄では、ソフトバンクが利益確定売りになる反面
ファーストリテイリングや東京エレクトロンの値がさ株が買われ
指数を押し上げる要因となりました。
ここのところ、日経平均株価の押し上げ効果が続いており
NT倍率が一時12.80となっており、高値を切り上げています。
サヤ取り的には、そろそろサヤ縮小を狙いに行きたい場面です。
コラムにも登場しましたが、シャープの鴻海の増資が完了し
株価は20%近くの伸びとなりました。株価も100円台回復です。
為替は、あまり動きはなく、1ドル101円台の前半での取引。
為替だけが円高に高止まりしているのが、ずっと気になっています。