小商いで日経平均は若干上昇 東京電力が-7.89%の大幅安
10月14日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 16,900円(+43円)
・TOPIX 1,352ポイント(+5ポイント)
・東証1部出来高 15億2703万株
・同売買代金 1兆6333億円
・同値上がり1,204銘柄、値下がり624銘柄、変わらず157銘柄
14日の日本市場は、金曜の米国株式も小幅な上昇であり
更に株価全体を動かす話題にも乏しく、若干の上昇となりました。
売買代金も1.6兆円と薄商い。
その中で市場の話題となったのは、東京電力。
昨日の新潟県知事選は政府の期待に反し、反原発を掲げる
野党系候補が勝利。
東京電力HDの業績回復のカギを握る、
柏崎刈羽原発の再稼働が遠のくとの憶測から
朝方から全面的に売られる展開となり
前日比-7.89%安で引けました。
売買代金が低迷しており、東京電力のように、個別株の材料に
強く反応する相場が、当面継続すると考えられます。
またドル円相場も104円代で足踏みしている状態。
100円代から一気に104円代まで伸びたドル円相場が
このままの水準を維持して更に105円代まで伸びるるのか
それとも一旦反転するのか、今後の株式市場の行方を
占う一つの鍵となります。
思ったより、円安基調が継続している感じです。
今週はドル円相場も注視しつつ
株式市場の行方を見守りたいと考えます。