S&P500は9営業日続落の反面 VIX指数が9連騰
11月4日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 17,888ドル(-42ドル)
・S&P500 2,085.1ポイント(-3.4ポイント)
・ナスダック 5,046.3ポイント(-12.0ポイント)
4日の米国市場は続落。
ダウ平均ベースでは、今週は5営業日すべて下落という
結果となりました。
またS&P500は9営業日続落となり、1980年以降で最も長い
連続安を記録しています。
1日のトランプショックの影響が大きいとはいえ
その後もジリジリと株価は値下がりを続けました。
尚、4日に発表された雇用統計は、ほぼ事前予想の数字と
変わらず、金融市場に大きな影響は与えませんでした。
恐怖指数と言われるVIX指数(ボラティリティ指数)が急上昇。
S&P500と半比例するように9連騰しています。
VIXの急騰からは、今後相場急変の可能性も
考慮に入れざるを得ず、大統領選挙を前に
非常に悩ましい相場状況となっています。
クリントン氏が再び優勢に転じたことで
先週までは、VIXが上昇に転じていましたが
少し落ち着く方向に動くように思います。
いずれにしても、投票日までわずかですので
静かに結果を待つことにしましょう。