金融株主導で200円近い上昇、レンジ相場上限に到達
11月16日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 17,862円(+194円)
・TOPIX 1,421.6ポイント(+18.6ポイント)
・東証1部出来高 27億2666万株
・同売買代金 2兆8561億円
・同値上がり1,585銘柄、値下がり314銘柄、変わらず86銘柄
16日の日本市場は200円近い上昇となり、
約9か月半ぶりに17,800円台を回復しました。
ドル円相場は、1ドル109円台にまで突入しており
急激な円安の流れが継続しています。
本日は金融株が全面的に上昇。
日経平均採用銘柄において
値上がり率トップ10の中で8銘柄が銀行・保険銘柄という
1日となりました。
金融株の上昇が顕著なアメリカのトランプ相場が
日本でも少し遅れてやってきた状態となっています。
尚、値上がり率1位あおぞら銀行(+9.01%)、
2位三井住友トラストHD(+6.68%)、3位みずほFG(+6.25%)
となっており、大型株にも関わらず値上がり率の高さが
目立っています。
出来高も引き続き2兆円台を維持しており
前向きなムードは依然継続中。
尚、本日の上昇で日経平均は2月から継続している
レンジ相場の上限に到達しました。
明日以降更に上昇すれば、遂にレンジ相場の
上ブレイクが確定となります。
今後の日経平均の動きには、特に注意したいと思います。
2016年11月16日