値動停滞 チャート的には教科書通りの展開
11月17日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 17,862.6円(+0.4円)
・TOPIX 1,423.0ポイント(+1.4ポイント)
・東証1部出来高 23億7012万株
・同売買代金 2兆4285億円
・同値上がり1,069銘柄、値下がり772銘柄、変わらず144銘柄
17日の日本市場は、ほぼ昨日と変わらず。
昨晩に円高が進んだ影響か、日経平均は95円安でスタート。
しかし売りの一巡後は、ほぼ昨日と同じ値位置に回帰して
そのまま本日の取引が終了しました。
日経平均は昨日、2月以来の高値水準に到達し
レンジ相場上限に位置しています。
また米国株や為替の追い風もなかったため、本日の値動きの停滞は
チャート的には教科書通りの展開と言えます。
注目すべきは明日以降の値動きです。現在の値位置を維持もしくは
上昇が可能なのか、それとも下落が始まるのかのポイントとなります。
値動きがない中で、本日も2兆円オーバーの売買代金を維持しており
今後の上昇に期待したい所です。
為替の1ドル110円を超えて、まだ円安が進むのか、押し戻されるのか。
17日のNY時間に、アメリカでイエレンFRB議長の議会証言が
予定されており、金利引き上げについて言及がある模様です。
明日はイエレン議長の発言を受けての米国株の値動き
そして日本株に対する影響を注視したいと思います。