米雇用統計前で殆ど値動き無し
2月3日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,918円(+3円)
・TOPIX 1,514.9ポイント(+4.5ポイント)
・東証1部出来高 21億1697万株
・同売買代金 2兆6288億円
・同値上がり996銘柄、値下がり854銘柄、変わらず152銘柄
3日は小幅な反発となるも、実質的には殆ど値動き無し。
日経平均は18,950円を前後する幅の狭い値動きに終始し
19,000円台に乗る場面もありましたが、最終的には
昨日と同水準の価格で取引を終了しました。
基本的には今晩の米国雇用統計待ちの状態となっており
突発的なイベントもなかったため、投資家は
様子見の1日となりました。
特段大きな話題のない株式市場ですが、興味深いのは
日経平均採用銘柄で下落率2位となった神戸製鋼(-6.78%)。
昨日発表した決算で2期連続の赤字予想を発表し
株が売られました。
神戸製鋼は中国向け建機で業績を伸ばしてきた
経緯がありますが、その中国向け建機事業が
足を引きずる事態となっています。
中国の建機市場が完全にピークアウトの感があり
神戸製鋼の業績もさることながら、中国市場の先行きに
注意する必要性を感じます。
来週は雇用統計明けであり、月曜の値動きが2月の株価の
方向性を示す可能性があります。
まずは月曜の株価の方向性に注意したいと思います。
2017年2月3日