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世界市況

3指数揃って上昇 ナスダック指数の上昇が顕著

2月17日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,624(+4ドル)
・S&P500 2,351.1(+3.9ポイント)
・ナスダック 5,838.5(+23.6ポイント)

 
17日は3指数ともに上昇、特にナスダックの上昇が
目立つ1日となりましたが、いずれの市場も最高値を更新しました。

 
基本的には月内に発表されるトランプ政権による減税案の
発表待ちであり、個別銘柄の事情で相場が動く傾向が強い
1日となりました。

 
ダウ平均の上昇率1位のベライゾン(+1.51%)は、ソフトバンク子会社の
スプリントと業界3位のTモバイルの合併観測から通信業界の再編期待が
背景にあり、上昇率2位のボーイング(+1.11%)は、トランプ大統領による
F/A18戦闘機の大量発注の可能性示唆が背景にあります。

 
月末までに発表と言われている、減税案の発表まで動きがたい展開が
予想されますが、値動きの停滞を先取りしているのが原油価格(WTI)。

先週から53-54ドル付近での値動きに終始しており
完全にレンジ相場に突入しています。

 
原油及び株式市場ともに、停滞相場の後は大きく動くことが多いので
次に動くときは一気に動く可能性が高くなっています。

 
上昇か下落か予断を持つことなく待ち
次の相場の方向を見誤らないようにしたいと思います。

2017年2月20日
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