金価格及びVIX指数が年初来高値更新、株式市場も下落
4月12日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,591ドル(-59)
・S&P500 2,344.9ポイント(-8.8)
・ナスダック 5,836.1ポイント(-30.6)
12日は2営業日続けて3指数が下落、昨日同様ナスダック指数が
大きく値下がりしました。
北朝鮮問題中心に、依然として地政学リスクが高まっている中で
遂に株価が下落を始めた形。
今後更なる値下がりが続くかどうかが注目ポイント。
原油価格(WTI)は53ドル台半ばまで上昇の後に
53ドル付近まで下落し、53ドル付近で一旦値動きが
小康状態に。
しかしリスク回避資産の金価格は12日も引き続き
上昇し、年初来高値を更新しました。
更にVIX指数も上昇し3営業日続けての上昇で
こちらも年初来高値を更新。
金価格とVIX指数チャートを見ていると、市場は地政学リスクを
確実に反映しつつあります。
また為替市場においても、ドル円が108円台に突入しており
商品市場の次に為替市場が動き始めています。
徐々に下落を開始しているものの、株式市場はまだ
崩れるという状態とはなっていません。
このまま株式市場が持ちこたえることができるのか
それとも本格下落に転じてしまうのか、今後の値動きに
充分注意したいと思います。