株式市場は小動き 金及び原油価格が揃って上昇
4月11日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,651ドル(-6)
・S&P500 2,353.7ポイント(-3.3)
・ナスダック 5,866.7ポイント(-14.1)
11日は3指数揃っての下落となりましたが、特にナスダックが
大きく値下がりしました。
依然として地政学リスクが市場を覆っており、また週末からの
決算発表も控える中、積極的な売買は手控えられている状況。
そして地政学リスクの高まりとともに、遂に有事の金が
上昇を開始し、年初来高値を更新。
原油価格(WTI)の上昇も継続し、53ドル台半ばにまで
上昇。
トレンドの生じない株価を尻目に、原油及び金が動きを
強めた1日となりました。
また昨日に続きVIX指数も上昇し高値を更新。
地政学リスクがVIXチャート上で目に見える形で
表れつつあります。
株価は小動きの展開の中で日々上下していますが
周辺の商品市場等を見ると、徐々に次の値動きが
始まりつつあるように見受けられます。
決算発表やイースターホリデーがあり、今週末から来週初に
向けて株式市場は小動きが継続する可能性が高いと
考えられます。
ただし動きを開始した、金や原油価格やVIX指数といった
周辺市場に注意しながら、市場の状況を
フォローすべきと考えます。