米景気の力強さが再認識され、3指数揃っての上昇
3月28日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,701ドル(+150)
・S&P500 2,358.5ポイント(+16.9)
・ナスダック 5,875.1ポイント(+34.7)
28日は3指数揃っての上昇。
この所マチマチの展開が多い日が続きましたが
久しぶりにスッキリとした上昇となりました。
オバマケア撤廃法案に絡みジリジリ下げたダウ及びS&P
ですが、発表された消費者信頼感指数が2000年以来の
高水準となり、米国経済の好調さが改めて認識。
その結果、投資家マインドが改善され
久しぶりの3指数揃っての上昇となりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率ベスト5は下記。
1位アップル+2.07%
2位ゴールドマンサックス+1.71%
3位キャタピラー+1.57%
4位イー・アイ・デュポン+1.56%
5位JPモルガンチェース+1.56%
金融系を中心にハイテクもインフラ系も上昇しており
多くの業種の株価が値上がりしています。
実際にダウ平均採用銘柄で値下がりしたのは
ジョンソンエンドジョンソン-0.11%とファイザー-0.06%
マクドナルド-0.03%の3社のみでした。
問題は本日の上昇が反転の契機となるか、下落局面の
単なる戻しとなるか、という点。
実体経済は好調でも、トランプ相場で既に
相当上昇していることもあり、いずれの方向になるのか
今後充分注意したいと思います。