ダウ平均が約6年ぶりの8営業日連続安
3月27日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,550ドル(-45)
・S&P500 2,341.5ポイント(-2.3)
・ナスダック 5,840.3ポイント(+11.6)
27日は先週末同様、ダウ平均とS&P500が下落し
ナスダックが上昇。
ダウ平均は21日の大幅な下げ以降は、大きな下げは
ありませんが、気が付けば8営業日連続の下落。
8営業日続けての下落は、約6年ぶりの事態であり
トランプ相場が繰り返された市場環境に
変化が生じている能性があります。
相場の変化の表れは、トランプ相場で株とともに
上昇したドルインデックスにも表れています。
27日には遂に1月に付けた安値を更新し
ダウントレンド入りの可能性が出てきました。
今後、米国株とドルインデックスの相関が崩れるのか
それとも両者が下落して相関関係が継続するのか
注意を要すべきタイミングに来ています。
まだナスダック指数が踏ん張っているため
株式市場は全面安という状態にはなっていませんが
今後ナスダックも崩れてしまうと、トランプ大統領の
当選から続いた、株高の流れが変わる可能性があります。
ナスダック指数を含めた全体的な株式市場の方向及び
ドルインデックスの今後の動向に充分注意を払いたいと思います。