大きな理由のない中で日経平均が200円以上の上昇
6月1日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,860円(+209)
・TOPIX 1,586.1ポイント(+17.7)
・東証1部出来高 17億3830万株
・同売買代金 2兆4665億円
・同値上がり1620銘柄、値下がり309銘柄、変わらず88銘柄
1日は日経平均で+209円と大幅に上昇。
5営業日ぶりの反発となりました。
前場の前に発表された財務省の法人企業統計において
設備投資の堅調さが確認され、景気の先行きに安心感が出た
結果、前場より買いムードとなりました。
日経平均は10時過ぎまで上昇を続けましたが
19,900円を目前で息切れ。
その後下落に見舞われましたが、それでも後場には
19,900円手前の水準にまで値を戻し、取引を終えました。
6月最初の取引は、今月の先行きに期待を持たせる
1日となりました。
ただしドル円が111円に乗るという円安の動きは
あったものの、日経平均を200円も押し上げる理由としては
法人企業統計を含めても、弱いと考えられます。
法人企業統計だけで、こんなに上がるとは思えません。
よって本日の上昇は一時的なものに留まる可能性も
あるので注意が必要です。
明日は金曜且つ晩に雇用統計を控えており
小動きの可能性が高くなります。
本日のプレゼントを吐き出さぬよう、明日は様子見スタンスで
臨んでもよいと考えます。