小幅ながらも4営業日連続の下落
5月31日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,650円(-27)
・TOPIX 1,568.3ポイント(-4.3)
・東証1部出来高 20億1898万株
・同売買代金 3兆176億円
・同値上がり622銘柄、値下がり1282銘柄、変わらず112銘柄
31日は小幅な下落ではあるものの、4営業日連続の下落。
今週は値動きの少ない取引が継続しています。
昨晩のアメリカ市場も値動きが停滞しており
午前中にドル円が110円台から111円台に円安が進んだものの
株価押し上げには力不足。
また売買代金は3兆円に乗っていますが、指数に関連する
売買があったため、参考数値となります。
そんな中、日経平均採用銘柄で東芝(-3.37%)が
下落率2位に登場。
6月28日の定時株主総会開催を発表するも
計算書類等は後日の臨時株主総会で報告と発表。
メモリー事業売却に不透明感がある中で
現状のままでは上場廃止のリスクもあり
先行き不透明として売りが膨らみました。
2期連続債務超過の場合、各方面の裁量の余地なく上場廃止と
なるため、今後の展開に注意が必要です。
全体的に株価を動かす材料不足であり、足元の
状況で焦る必要はありません。
金曜には雇用統計が控えており、今週一杯市場は停滞の
可能性もあるので、今週残り2日は冷静なスタンスで市場を
見ていきたいと思います。