雇用統計を控え3指数揃って高値を更新
6月1日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,144ドル(+135)
・S&P500 2,430.0ポイント(+18.2)
・ナスダック 6,246.8ポイント(+48.3)
1日は3指数揃っての大幅高となり
3指数いずれも最高値を更新。
6月は幸先の良いスタートとなりました。
1日発表の経済指標で民間雇用者の大幅な伸びが
確認できたことを市場は素直に好感。
またトランプ大統領のパリ協定の離脱方針も
環境規制緩和による企業収益増加期待を
後押しした結果、3指数揃っての最高値更新となりました。
過去21,000ドルを維持できていなかったダウ平均も
21,000ドルの値固めに加え、更なる上昇に向け
動き始めた格好となりました。
またイギリス市場も指数UK100が
高値をブレイクしており、英米市場は
再度上昇に向けた動きを開始。
尚、株価の上昇とは逆に原油価格(WTI)が
再び下落に向け動き始めており、48ドル台に突入しました。
明日の雇用統計を控えて、相場は再度上昇を
始めた格好ですが、雇用統計がピークとなることも
あるので注意が必要です。
トランプ相場の再現のように
今回の上昇が本物かどうかは、来週の値動きを
見て決めたい所です。