税制改革実現へ期待 ダウ平均で約200ドルの上昇
8月22日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,899ドル(+196)
・S&P500 2,452.5ポイント(+24.1)
・ナスダック 6,297.4ポイント(+84.3)
22日は3指数揃っての上昇、いずれの指数も
大幅な上昇を見せました。
米政治サイトが、トランプ政権と議会が税制改革の
とりまとめで前進、と伝え改めてトランプ減税への期待感が浮上。
北朝鮮問題そしてトランプ大統領の白人至上主義問題が
続けて発生し、反発の機会を探していた市場が
これをチャンスとばかりに、減税報道に乗った格好となりました。
株価上昇を契機にVIX指数も下落、3営業日続けての
下落となり、安値水準の上限に到達。
市場はリスクオフの状況から平常モードに近付きました。
ダウ平均採用銘柄は下落銘柄が3銘柄のみとなり全面高。
上昇率で見ると
1位キャタピラー(+1.95%)
2位シスコシステムズ(+1.92%)
3位ボーイング(+1.73%)
4位アップル(+1.63%)
5位ウォルトディズニー(+1.58%)
と、大型株及びハイテク株が上昇を先導しました。
金曜日のジャクソンホールの会合を前に思わぬ形で
上昇した株式市場ですが、今後も上昇に持続力があるのか
水曜・木曜の市場を注視したいと思います。