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世界市況

トランプ大統領の政府閉鎖を巡る発言で下落

8月23日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,812ドル(-87)
・S&P500 2,444.0ポイント(-8.4)
・ナスダック 6,278.4ポイント(-19.0)

23日は3指数揃っての下落、昨日は3指数揃っての
上昇であったため、対照的な値動きとなりました。

22日の話題は何と言ってもトランプ大統領の
政府閉鎖を巡る発言。

アメリカ政府は9月末に予算が切れ、10月中に政府閉鎖の
懸念がありますが、トランプ大統領は、政府を閉鎖
の事態になってもメキシコ国境の壁を建設すると発言。

金融市場に対し甚大な影響を与える政府閉鎖を
容認するようなトランプ大統領の発言に
市場はリスク回避の姿勢を強めました。

VIX指数も上昇に転じています。

 
ダウ平均の下げは87ドルと大幅下落と言う程では
ありませんが、上昇銘柄が7銘柄のみであり
トランプ大統領の発言は、市場に大きな影響を与えています。

 
以前から9月の予算切れ問題は認識されていましたが
大統領の発言もあり、今後急にクローズアップされる
ことになりそうです。

政府閉鎖ともなれば、税制改革や景気対策どころでは
なくなり、当然株価に対する影響も大です。

今後の政府閉鎖を巡る議論の行方を
注意深く見守りたいと思います。

2017年8月24日
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