10月のテーパリング開始発表もダウ平均は上昇
9月20日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,412ドル(+41)
・S&P500 2,508.2ポイント(+1.5)
・ナスダック 6,456.0ポイント(-5.2)
20日はナスダック指数は下落したものの
ダウ平均とS&P500は上昇。
両指数ともに高値更新を継続しました。
20日の場中にFOMC後のFRBイエレン議長の会見が開催。
注目のテーパリングは10月開始を明言したものの
市場予想通りであり、サプライズはなし。
ただし年内の再度利上げの可能性が浮上しました。
今後は年内利上げについて各方面で取り上げられる
ケースが増えると予想されます。
それでも事前予想に対して、大きな違いは
なく、株式市場には買い安心感が広がりました。
リスク指標であるVIX指数は遂に10ポイントを
割れ、金価格も下落が継続しリスクオンの
状況が強まる1日となりました。
ただし年内の金利引き上げ予想もあり
ドルインデックスが大きく上昇し
これまでの一方的な下落トレンドから
転換の可能性があります。
テーパリング開始に年内の追加利上げの可能性と
イエレン議長の会見は、今後の金融市場に
大きな影響を与える可能性があります。
目先大きなうねりは生じていませんが
今後の各市場の変化には充分注意したいと思います。