ダウ平均の高値更新は7営業日でストップ
9月21日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 22,359ドル(-53)
・S&P500 2,500.6ポイント(-7.6)
・ナスダック 6,422.6ポイント(-33.3)
21日は久しぶりの3指数揃っての下落。
ダウ平均は7営業日続けての高値更新で
終了となりました。
ダウ平均及びS&P500は連日高値を更新しており
上昇が一段落と言った所。
下落したとは言え、依然3指数ともに
高値水準に位置しています。
しかしながらFOMCでテーパリングの10月からの
開始が決定されており、特にバブルと言われている
ナスダック指数の今後の行方には注意が必要です。
実際にナスダック指数は、一歩先に
下落を開始しており4営業日続けて陰線を形成。
押し目の可能性もありますが
今後の行方が注目されます。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
2位アップル(-1.72%)
5位マイクロソフト(-0.97%)
とハイテク株が下落しており、特にアップルの下落が目立ちました。
iPhone 8の販売が、いつもより盛り上がらなかったのが
影響したのかもしれません。
FOMC翌日で3指数は下落しましたが、まだ相場状況の
変化は生じておらず、単なる押し目の可能性もあります。
原油、金、ドルインデックスと言った周辺市場にも
大きな変化は生じていません。
市場の変化の兆候がどこに表れるのか
継続的に見守りたいと思います。